
前のお話は以下にあります。
給与は誰が払うのか論争w
給与が誰が払うのか論争w2
私は、自分のために働く、給料は会社が払っているという主張が完全に間違えているという指摘をするつもりはありません。ただ、表面的にあっていて本質的には異なる印象です。
電機メーカーを辞める前の最後の時期に新規事業を担当して、新規事業の立ち上げが無理ゲーだと思っていた私は査定すら気にしなかったと言いました。しかし、私のことを見ている人は見ていました。
ちなみに、無理ゲーだと思った理由は、新規事業にも関わらず開始初年度から年間50億円程度の事業規模を求められていたからです。いきなりそんなに数字は上がるはずもないw
当時の私の所属していた部署の部長が私に「お前は査定を気にしないのか?」と聞いてきたことがありました。私は、「こんな新規事業やっていて数字がすぐに上がるなんて考えられいし、営業は数字で評価されることを考えると、査定が上がるはずもないから全く気にしていません。」と即答しました。そうしたら、「お前は少しくらい査定を気にしろよ。」って言われましたwww
そして、その後、私はその電機メーカーを辞めることにしたのですが、部長から半年間引き止められました。でも、結局、私はどうしても辞める意思に変わりないことを伝えたら・・・
普段酒が飲めない部長が酒飲んで荒れていました。
・お前は結局入社してから今まで上司に恵まれなかったよな。
・お前の査定を頑張ってせっかく上げたのになんで辞めるんだ!
のようの趣旨の話を聞きました。私は知らないところで、その部長は私の境遇を理解しており社内を駆け回って私の査定を上げる努力をしてくれていたのです。その時の査定はA-だったようです。受注規模からしてあり得ないくらい高い評価ですwww
私が上司に恵まれていなかったことを部長は知っていましたw
結局その部長は私のことをよく見てくれていて、頑張って仕事していたことを正当に評価してくれ、私の査定を上げるために動いてくれていました。
結局私が会社を去った後、その部長も会社を辞めたようです。理由は誰もわからないそうです。
私にとって、その部長だけは親身になって考えてくれていたんだなと思いました。なので、査定する側の気持ちについてもちゃんと考えなければならないんだなと思いました。
結局上司に恵まれなかったよな。と言っていた部長が私のことを見てくれていた事実が分かり、この最後の上司に恵まれ大いに感謝しています。
このことは今となっては良い思い出となりました。