何がしたいかよりも何ができるか考える3


プログラミングファン

前のお話
何がしたいかよりも何ができるかを考える1
何がしたいかよりも何ができるかを考える2

前回、最初に作った会社を潰すまでのお話をしました。
当時の本業は兄が経営する病院の事務長でした。この話はあまりするつもりはないのですが、ま、兄弟で利害関係を持ってうまくいくはずがありません。2年で離れることになりました。

その時、雇用保険に入っていましたから、早く再就職したら、再就職給付金が支給されるとのことで、それをあてにして近所にいる知り合いのメディカルモールの事務長に頼んで借金をしました。再就職給付金をもらったらそのお金で一括返済する約束をしました。

で、私がやったことは、性懲りも無くまた会社を設立しました。この時ちょうど株式会社の資本金規制が撤廃されたので、資本金1円で株式会社を設立できるようになりました。私は借金した30万円を口座に入れて、資本金30万円で会社を設立しました。結局再就職給付金で返済したので、お金は残りませんでした。

この時ある意味とても苦しい生活をしていました。毎日スーパーに行ってパンの耳(数十円)で耐え抜く感じです。この時は、インターネットサーバを作る能力がありましたからITを使ってできることを考えました。この時、Perlという言語を覚えてブラウザで動くソフトウェアは大概作れるようになっていました。

病院の事務長をやっていたので、インフルエンザの時、患者が待合室で移し合う懸念を感じていました。病院はいつも混んでいたのです。

私は、携帯電話(当時はガラケーw)に病院の待ち順番がリアルタイムで表示されて、あと3番目になったら、病院にお戻りくださいメールを送る仕組みを作りました。当時の新聞にも載りましたw (恥ずかしいので小さめでw)

この辺りから、やりたいことなんてわからない。できることはなんだろうということを意識するようになりました。

世の中に貢献するために何をしたいかを考えること自体、多分無理な発想なんだと思います。元々やりたいことがある人は別だけれども、会社作ってから何かしたいって思っている人は、そもそも何がしたいかわかっていない。私もその1人でした。会社作ってから考えるって発想が無謀すぎるwww

でも、よくよく考えたら自分ができることが何か、ということを自分に問いかけたら見えてくるものがあるのです。


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