前のお話
何がしたいかよりも何ができるかを考える1
最初に作った会社は合資会社でした。当時は株式会社、有限会社、合資会社、合名会社の4形態だったと思います。株式会社は資本金規制があって1千万円ないと設立できませんでした。なので、株式会社は無理でした。そんなお金なんてないw
そして、会社を作ってみたものの、やはり何をして良いかわからない。やりたいことがわからない・・・結局ペーパーカンパニーを持っているだけの状態でした。その時はまだ1990年代ですから、インターネットが普及し始めの頃です。
私は、この時、インターネットがものを売ったりすることができれば、自分がサラリーマンでも商売ができると思いました。そこで、インターネットサーバの作り方を勉強しました。WEBサーバとかメールサーバなど・・・
今でこそこんなのは当たり前に作れると思いますが、当時は多分それほどできる人がいなかったと思います。頼めば500万円くらいは簡単に請求されたかもしれません。
結局私はここで気づくべきだった。
「インターネットサーバが作れる → これが仕事になる」ということを・・・
私は、ショッピングサイトを作れば何かを売れるかもしれないと考えていました。馬鹿ですよね。インターネットサーバを作れることを武器にできたのにそうしなかった・・・
結局、インターネットサーバを作る勉強にコンピュータを数台買って、書籍も大量に購入して、100万円以上のお金を使いました。でも、結局何を売って商売したら良いかもわからず、最初に起業した会社は細々と利益に上がらない商材を売るだけで、全く利益がないまま幕と閉じるのでした。
つづくw