今までの話はこちらから・・・
不埒な業者との戦い1
不埒な業者との戦い2
不埒な業者との戦い3
不埒な業者との戦い4
不埒な業者との戦い5
不埒な業者との戦い6(一部勝利w)
不埒な業者との戦い7(次の一手w)
不埒な業者との戦い8(勝利確定か・・モヤモヤ)
不埒な業者との戦い9(勝利宣言ww)
今のところ、その悪徳業者からは連絡がありません。これで、本当に終わったものと思います。ま、何か来ても打ち返すだけですけれどねw
私は、今回、A社長の会社のホームページの件で戦いました。で、Webサイトに表示するコンテンツデータは要らないと、悪徳業者に返答して終わりにしました。
じゃ、新しいサーバ借りてコンテンツはどうするんだ?って思いませんか?
FTPアカウントは出さない、金払わなければデータは渡さないと言いながら、法令違反指摘したら、FTP覚書をだしてくるという本当に不誠実な対応をしてくる業者です。しかもこの覚書、甲と乙が反対なのです。非常識極まりない。こんな業者にこれ以上付き合っていられないので、切りました。
でも、実はホームページのコンテンツデータは新しいサーバに無事移設完了してます。データを受け取っていない。FTPアカウントもない。さて、どうやったのか?
この方法について簡単に説明しますね。
そもそも、ホームページはChromeやEdgeやIEなどのブラウザからアクセスすれば誰でも閲覧できます。ということは、Webサーバはブラウザからの要求によってホームページのコンテンツを送ってくれます。
なので、私は、ブラウザのプログラムがサーバにコンテンツを要求する方法と同じようなやり方でWebサーバにコンテンツを送信するように要求するようにしました。そして送られてきたデータをファイルに書き込んで復元しました。もちろん、コンテンツのファイル(HTMLで書かれています)の中には、レイアウトやスタイルを定義した情報(CSSと言います)やブラウザで動くプログラム(Javascriptと言います)なども呼び出して使いますから、それらも、Webサーバに要求してファイルを復元します。それから、画像ファイルもそれぞれWebサーバに要求して取得します。
一つだけできないことがあります。Webサーバ側で処理しているプログラムについては取り出せません。取り出せるのはサーバ側で処理した結果だけです。例えば、お問合せフォームで送信ボタンを押したらメールが飛ぶ仕組みが該当します。
これについては、作りました。2時間くらいかかりましたが、お問合せフォームからメールもきちんと飛ぶようになりました。
結局トータル数時間でホームページのデータを復元して移設に成功しました。
この過程で、コンテンツのソースコードを解析していたのですが、酷いことがわかりました。この業者、ど素人レベルしかやらないようなバグを作っていました。また、セキュリティ上も問題のある書き方をしていました。
ほんとあり得ない。たった5ページのホームページで40万円弱も取っておきながら杜撰すぎる。
お金だけ追いかけてお客さんのことを考えない業者なんて潰れてしまえばいいのにと思いました。呆れ果てて空いた口が塞がりません。
結局、A社長にはコンテンツを新しいサーバに復元して、社長の会社のドメイン名でメールアドレスを発行するところまでやりました。今までは会社のメールアドレスがプロバイダのドメイン名だったのです。また、毎月のコストも1/5に下がりました。逆に言えば、今まで5倍のコストを払っていたわけですから、相当コストの削減になったと言えます。
A社長は相当喜んでいました。
めでたし。