思い出し工数w


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思い出し工数って知っています??
多分、これは一般的なエンジニア用語じゃないんですね。検索サイトで検索しても「思い出し工数」なんてのはヒットしませんでしたw
でも、私とIT業界の私の周囲の人間はこの言葉を時々使っていました。もう10年以上も使っているのです。私は当たり前の言葉だと信じていました。でも違うと言うことが先ほど検索エンジンによって証明されてしまいましたw
さて、思い出し工数とは何かについて説明します。ってなんで一般用語じゃないものを説明するのか?って疑問に思いますよね?言葉の意味は結構重要なので、ご紹介します。
例えば、以下見てください。しょーもないコードです(意味わからなくても大丈夫)

例えば、このコードは、今日私が書いたものだとします。当然書いたのは私ですから、このコードの続きを書くのは簡単です。この仕事を続ければよいのですから。
しかし、1ヶ月何もしないで、この↑のコードの続きを書くとします。そうすると、1ヶ月たっているので、「あれ、これはなんの意図でこう書いたんだっけ?」と言う気持ちになります。もう1ヶ月前に書いたコードは覚えていないのです。なので、まず自分で書いたコードを読み直して処理の意図を思い出さないと続きが書けなくなることがあります。この思い出しの作業って場合によっては結構苦痛で時間がかかることがあります。この思い出しの作業工数の事を私と私の周辺のエンジニアは「思い出し工数」って言っていますw
例えば一旦納品したシステムについて相当の時間が経ってから何かをしなければならない場合、開発した時の記憶はすでに消えていますから、開発者本人とて思い出すのに時間がかかってしまうと言う事です。ですので、見積もりをするときに、一旦コード書いてから時間が経ってなんらかの作業をする前提ならば、思い出し工数を積んでおかないと後でお金が足りない又は無駄に徹夜する事態になる危険性があるのですw
例えば、第一段階はここまで作る契約、第二段階では第一段階で作った部分から機能追加や改修を前提とする場合は要注意です。

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