小ロット生産の秘密兵器


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オリジナル商品を作りたい。そしてその想いを実現すべく、窓取り付け用アンテナを開発しました。これは販売できますし販売を予定しています。さて、前回に引き続きどうやって部品を製造したのかについてご紹介したいと思います。
私が自力で生産するために必要だと思うことは以下です。
(1)板状のものを正確に切断できる。(樹脂系)
(2)板状のものを正確に切断できる。(金属)
(3)立体的なものを正確に作る。
(4)フィルム状のものを正確に切断できる。
最低限これが自力でできれば、小ロット生産はある程度自前でできるのではないかと思います。
まず↓を見てください。これはCO2レーザ加工機です。これがあれば、MDF板やアクリル板を正確に切り抜くことができます。オリジナル商品のアンテナのベース板はこのCO2レーザ加工機で製造しています。

次に、ステンレスなどの金属を正確に切り抜く為に手に入れた機器は以下です。ファイバーレーザを使った彫刻機です。切断よりはマーキング向きなのですが、切断用のものは1Kwクラスのもので大きくて高すぎて買えないため、50Wのものを使っています。これをうまく使えば、数ミリのステンレスを切断することができるようです。私はせっかちなので、0.3ミリのステンレスの切断にしか使っていませんw

もう一つは、カッティングプロッターです。これでフィルム状のものが切断できます。コロナが出始めた頃、私はこれを使ってフェイスシールドを作成して数千枚を販売しました。友人に医者がいるため、その当時死なれたらまずいなと思う一心で開発しました。結局、この機器の購入代金を回収できるほど売れていませんので今のところ赤字ですが、そのうち色々と物作りをしていけばきっと回収できるでしょう。この機械で塩ビシートをカットして、車両看板を作ることもできます。というか、看板屋さんが主に使っている機械です。

そして、立体的なものを正確に作る機械ですが、これは3Dプリンタだと思います。しかし、いわゆる積層タイプのものはあまり精度が良くないです。光造形タイプの3Dプリンタであれば、まだ使ったことないですがきっと精度の良いものが作れると思います。最近価格が下がってきているみたいなので、使いたいタイミングで購入を考えようと思っています。値段は
カッテングプロッター > ファイバーレーザ > CO2レーザ > 3Dプリンタ
だと思います。ファイバーレーザは国産は高いです。私は中国から輸入しました。初期投資は1機器につき数十万単位でかかりますが、本気で物作りをしたいならば多少無理しても持っていて損はないと思います。

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