Amazon出版で思うところ


プログラミングファン

 初めて本を出版してみたのですが、出版自体は今はハードルが低い感じがしました。なぜなら、オンデマンドで印刷が可能なため在庫を持つリスクがないからです。しかしAmazonでしか購入できないとなれば、書店に本を置いて売るよりも人の目に触れない為なかなか認知度が上がらずに売れにくいのではないかと思います。全てが初めての試みなので、今後どの方向に舵を切るのか自分でも全く予想が出来ない状況です。

 ちなみに、Amazonで出版する際、原稿を入稿してから審査されます。今回初めてでしたが審査に一度落ちています。形式的な審査ですがなかなか厳しいなと感じました。参考まで指摘されたことを以下に転載します。出版を考えている方の参考になればと思います。

ーーーーーここからーーーーー

Kindle ダイレクト・パブリッシングをご利用いただきありがとうございます。
ご提出いただいたファイルを確認しましたところ、出版前に修正する必要があると思われる、以下の問題が見つかりました。
表紙

  • 表紙ファイル内のバーコードが印刷製本の仕様を満たしていません。 含まれるバーコードはベクター形式にするか、裏表紙のラスタライズされた画像に対し 300 DPI 以上にする必要があります。 バーコードの幅は 50.8 mm (2 インチ)、高さは 30.5 mm (1.2 インチ) とし、表紙の端から 6 mm (0.25 インチ) 以上離れた場所に配置します。 バーコードは、正常にスキャンできるよう、白い背景で黒 1 色にして、その周囲に十分な余白を含める必要があります。 印刷製本の仕様を満たすには、表紙ファイルのバーコードを修正し、新しいファイルをアップロードしてください。 または、表紙ファイルからバーコードを削除して新しいファイルをアップロードし、表紙アップロード セクションのチェックボックスをオフにして、ファイルにバーコードが含まれていないことを示すこともできます。 ファイルにバーコードが含まれていない場合は、Amazon でバーコードを追加します。
    原稿
  • 本のページの幅を 3.2 mm (0.125 インチ)、高さを 6.4 mm (0.25 インチ) 大きくし、原稿内の画像がページの端からはみ出すようにしてください。サイズを大きくしたら、ページの端まで印刷するすべての画像または背景は、仕上がり線から 3.2 mm (0.125 インチ) はみ出すようにしてください。これにより、ファイルを裁断する際の印刷製本の問題を防止できます。PDF ページ 2 – 4, 60, 62, 64, 119, 121, 123 の例をご覧ください。

具体的に特定できる問題については、ページ番号と例を記載しております。作品全体がガイドラインに沿ったものとなるように、原稿ファイル全体をご確認いただき、すべての問題を修正していただきますようお願いいたします。
本の詳細情報を更新するには、KDP の「本棚」にアクセスします。原稿または表紙を更新する場合は、修正済みファイルを KDP にアップロードしていただく必要があります。提出されたファイルについて、適切な要件が守られているかどうかの審査を再度行わせていただきます。

ーーーーーここまでーーーーー

まさかバーコードの解像度までチェックを受けているとは思いもしませんでした。本文にしても、校正刷りではOKだったにもかかわらず、出版をリクエストしたら厳しくチェックされました。
でもよい経験となりました。この問題に対処することが出来たので、次回以降はクリアできると思います。一つ一つ何をするにしても経験の積み重ねでノウハウを蓄積していくしかないのだということを実感しました。


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