中華製ファイバーレーザー加工機のセンサー故障を修理した記録


プログラミングファン

中国から購入した機器で怖いのは故障した時の対応です。
国内にサービス拠点がありませんから、自分で対応しなければなりません。

上の写真は私が購入した機器と故障したセンサーです。(赤枠の中の小さい部品)50万円以上する機器で故障とか、とても不穏な気持ちになるww

この機械で、薄い金属板を切断したり、文字をレーザー彫刻することができます。

そして、この故障したセンサーはレーザーヘッドの焦点を自動で合わせるオートフォーカス機能を実現するためのレーザーで距離を測るセンサーです。

Panasonicの「HG-C1400」が使用されています。これは中国の販売元に確認をしています。そしてこの部品は高くて、4万円弱しました。出費が痛いww

なぜ故障が判明したかというと、今回の場合、センサーの表示が以下のように「ーーーー」になっていて、対処方法を試しても直らない。(そもそも今まで動いていたものが突然動かなくなったのに、すでに位置が決まっているセンサの設置角度を調整しても直るはずがありません)

もちろんオートフォーカス動作をさせても全くヘッド部分が動かない状態でした。

修理の概要ですが以下の通りです。

まず最初に、レーザーヘッド部分を分解します。センサーのケーブルは赤枠で囲った部分の通り、穴を通って黒いチューブの中を通っているので、まずはこの黒いチューブから外していきます。壊れたセンサを廃棄するならば、この部分で線を切ってしまったほうが作業は楽です。

このケーブルは本体の下の部分に繋がっています。

このコネクターを外してカバーを外します。中では、グルーガンでケーブルが固められていたので、綺麗に剥がしました。

新しいセンサーのケーブルと比較すると以下の写真の通りです。

赤のケーブルと黒のケーブルは使われていないので根本で切断しておきます。

あらかじめセンサーをレーザーヘッド部分に取り付けて、ケーブルを元々あったセンサーと同じように這わせます。

元のケーブルを一本ずつはんだごてで外して、新しいセンサーケーブルに付け替えて、コネクターのカバーを付けて元の位置に差し込みます。

動作確認した動画は以下の通りです。


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