
前回の最後にチラッとお話ししましたが、未ログイン状態から購入する場合、3パターンあります。これは簡単に書くと以下の通りです。
1.アカウント持っていない人
→ メール認証・パスワード登録
→住所・支払い方法を登録
→決済最終確認画面
2.アカウントを持っているが、住所・支払い方法を登録していない人
→住所・支払い方法を登録
→決済最終確認画面
3.アカウントを持っていて、住所・支払い方法を登録している人
→決済最終確認画面
会員サイトって登録するのに抵抗があると思います。個人情報が取られるのが嫌だしw
なので、会員登録機能は単純にメールアドレスだけ登録するだけでOKとしています。でも通販を利用する場合は住所や支払い方法を入力しなければなりません。なので、初回購入時に初めて入力してもらう仕様としています。
2回目以降の購入からは「会計をする」ボタンからいきなり最終確認画面に飛べるようになります。
アカウントを持っていない方は、最初にメールアドレスと住所・支払い方法を登録します。
PC版はこれで実装が完了しているので、携帯サイトも同様の仕様で作っていきます。
ちなみに、メール認証は、メールアドレスを入力してもらうと、そのメールアドレスに6桁の認証コードを自動送信します。メールを受信してその6桁の認証コードを入力したらそのメールアドレスが申込者が送受信可能なメールアドレスであることが確認できます。これを確認してからメールアドレスを登録します。
よくSMSで認証コード送ってくるやつあるじゃないですか?これをSMSではなくてメールにしたものです。
SMSの認証コードは通信コストがかかるので採用しませんでした。
私が某エネルギー系の会社にいたとき、電気販売のユーザ向けアプリがあったのですが、SMSの認証のコストが猛烈に高いのを見ました。
エネルギーを扱っているインフラ企業で会員数が数十万〜100万人規模ですから、仮に1通3円としてもすごい金額になりますよね。
もちろん、小さな通販サイトですからそんなにコストはかからないにしても携帯サイトを作るたびにSMSのサービス事業者と契約して毎月支払いが発生するのは煩わしいと思いました。
今は、昔と違ってメールの到達が妙に遅いと言う現象も少ないですし、認証コードの受付も時間制限をつければある程度のセキュリティは担保できると考えています。