
つい先日、うちの上の子(中学生)が数学の問題が解けないと言っていたので、見てあげました。
うちの子供ができないと言っていた問題は、図形問題でした。図形問題って解き方は実は簡単なのです。私は図形問題きたらラッキーくらいに思っていました。とはいえ、その図形問題見た瞬間、どうやって答えを導き出せばいいかなんて最初からわからない問題が多いと思います。
分からないなら、分かることをどんどん書き込めばいいのです。辺の長さ、角度、場合によっては補助線引いてみて錯角や同位角を求めたり。そうするとその問題の図形にはいろんな情報が書き加えられていき、答えに一気に近づいてきます。
まずはこの感覚が大事です。なので、分からないなら分かることどんどん書き込め!そうしないと解けないよ。なんでも分かることを書き込む習慣をつけろ!って教えました。
よく考えたら、プログラミングでも同じ感覚なんですよ。自分が決めた仕様のせいである処理に必要なデータを取り出す方法が難しくて悩むことがあります。最近では、DBには重複したデータが存在していて、それをばらしてもさらに重複があるようなごちゃごちゃしたデータを整理しなければならないケースがありました。
まずはなんでも良いから、データの塊を持ってくる。この時データの重複を除いて。そしてカンマ区切りのデータは配列にいれる。またここで重複データがあるので、その重複したデータを取り除く、そして並び替えをする。なんてごちゃごちゃ触っていったら、欲しいデータを綺麗に整理することができたりします。
モヤっとしていて明確な方法論が見出せない時は、分かることからやっていく。
多分、中学生くらいの数学が得意になっている感覚があれば、プログラミングも向いているんじゃないかなと思いました。
目の前に大きな壁があるように思えて圧倒されているタイプの人はお手上げになると思うのです。数学では何してして良いかわからずに白紙答案になってしまいます。この姿勢はプログラミングにも向いていないと思います。
分かることをどんな小さいことでもいいからどんどん明らかにしていく姿勢は大切だと思います。