
私は子供の頃、医者になりたいと思っていました。これは、直接的に人助けができて喜ばれるし、職業として無くならないだろうという絶対的な安定感が感じられたからです。
この思いは、ずっと持っていたものの、私は勉強が大嫌いwwwww
この矛盾を抱えていました。医者になりたいのに、古文、漢文、世界史、日本史、数学・・・ 全然関係ないじゃんw くらいに思っていました。
結局やりたくないことから逃げていたのですがw
で、私の高校の時の友人には医者がたくさんいるのです。高校はそれなりに進学校でしたから、学業優秀な人が多かったです。
結局私は、医者になれなかったのですが、でも自由にやりたいことを仕事にしていこうと思っている今のスタイルが嫌いではありません。医者になれなかったけれども、結果としては良かったんだと実感しています。
そんな中、今日、私はある病院で検査に引っかかって、紹介状を持ってある大学病院に行きました。そこの医者は私の高校の同級生、2桁年ぶりに会いました。
彼は立派な医者になっていて、そういえばTVにも出ていた事がありましたね。
彼曰く、「医者にならなきゃ良かった。」
理由を聞くと、休めないし給料も限界があるとのこと。また、開業には向いてないと。「この仕事は好きじゃなきゃ続かない。」とも言っていましたね。
そうだろうな。って思いました。もし私が医者になっていたらきっと同じこと思っていたんだろうな。って。
子供の頃の夢が叶ったとしても、現実は辛いんだな。
私は逆に子供の頃の夢は叶わなかった。その時は悔しくもあり、自分の勉強嫌いを恨みました、そしてもちろん、波瀾万丈な苦しい時期も長かったし辛かったけれど、現時点の結果としてはまあ好きなことをやって生きているわけだからOKじゃないかと。
どんな方向からアプローチしても、結局は「人は無駄なストレスを抱えるために生まれてきたわけではない」という結論になります。
やれることを増やして誰かの役に立てることで自分の生きていく基盤を形成させることが一番いいのではないかと思います。