私は今でこそ、自由に仕事して生きていますが、サラリーマン時代も長かったです。雇われての給与所得者として生きた年数は12年間でした。
それでも結局、独立したいって思いが強くて独立して今があります。
でもサラリーマンやっている人が、「じゃあ今から独立する!」って考えたらものすごく怖くないですか?
今日会社辞めて、明日から独立して最低限生活費を稼がないとなりません。家賃だって、携帯電話だって水道光熱費だって待ってはくれません。払わなければ止められます。怖い!
だから大企業に勤めて安定した給与所得があってその中で出世していく道を探す人が多いのも納得ができます。
私が独立を助けた知り合いの方は何人かいます。うまくやっていける人、独立してダメになって給与所得者に戻った人もいます。
少なくとも私の現在の心境は「もうサラリーマンには戻れない」です。やりたくもない仕事をし続けるのは拷問に等しいと感じます。
もちろん、自分がやりたいことを実現してくれる会社ならば良いですが、でももう一旦独立してなんとか生きていけることがわかってしまったら、戻りたい気持ちには中々なれないです。
サラリーマンを辞める壁は、最低限生活を維持できる収入の確保ができるかどうかだと思うのです。だから以下の2点ができるかどうかを考えると怖くなるのです。
・仕事は与えられる → 仕事は自分で探す。
・給料は安定 → 売上なければお金がない。
独立すればメリットもあります。
・時間の制約から解放される。(ただし、私の昼の仕事のように労働時間を売っている場合は制約がある)
・クビにされることを恐れる必要がない。(契約先は他にもあるw)
・売上が良ければ自由に自分の収入をコントロールできる。
私は請負で仕事をしていた時期があります。その時は本当に自由で、昼間に他の社長連中と飲みに行ったりしていました。時間のコントロールが自分でできるのは本当に良かったと思います。請負だと収入に波があるので、辛い時期もありますが、一番良いときで月500万円越えの売り上げの時がありました。
やはりサラリーマン時代には戻れない・・・w
今は大企業でも簡単にリストラされますから、大企業=安定収入の方程式は既に崩れているとも思います。
やはり、やれることを増やして、生きていく道を模索している自分のやり方がこれからの進め方として最適だと再認識しました。一つダメでも他で収入を作れればいいのです。
今思えば、サラリーマンの壁を越えるのは大変でした。この壁を越える覚悟があるかないかが大きな未来の分岐を決めるのだと思います。