今日は、平日の仕事をお休みにして、Programming-Fun®の準備に時間を使っています。先日試作した車の上に載せるモーター制御回路を先に作っているところです。出来上がりは↓こんな感じになると思います。これは3Dのイメージ画像です。
このような電子部品が載っている板をプリント基板と言います。プリント基板は専用のCADソフトを使って設計していきます。実はこれ、初めての経験なのです。簡単なデジタル回路を何度も作ったことがあると以前の記事で書きましたが、プリント基板ではなくて、ユニバーサル基盤を使って作っていました。ユニバーサル基盤って何よ?って思うかもしれないので↓に写真載せておきます。
これに自由に電子部品を差し込んで裏に配線してハンダ付けするのです。これが大変でした。なぜ今までプリント基板を作らなかったかというと、CADソフトが猛烈に高くて、手が出せませんでした。今ではフリーソフトで高機能なものがありますので、CADソフトを買う必要がなくなりました。また、プリント基板そのものの製造は設計データをもとに外注で行うのですが、ユニバーサル基盤を作るのに比べて猛烈にコストが高かったのです。今ではネット設計データをアップロードしてクレジットカードでオンライン決済すれば、完成品を送ってくれます。おそらく上の写真の基板だったら1枚あたり数百円と思います。
ものすごく良い時代になりましたね。
この基板が完成したら、もう一つセンサーの基板を作ります。これでProgramming-Fun® 第1回目の講座についての電子回路は完了です。