プロの本音(本業編w)


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前々回、プロの本音wというブログを書きました。そもそも本業じゃないことを書いているのもどうかと思って、本業の私の業界の人間としての本音を今日は語りたいと思います。
ざっと書くと以下のような感じ

1. IT業界には仕入れがないです。
2. コストはほとんどが人件費です。
3. 結構ブラックな部分があります。
4. エンジニアのレベルに強烈な開きがあります。
5. ITを知らない業界(特に中小企業)からは値段が高いと言われる。

1と2は誰でもそう思うでしょう。3は最近は表には出ませんが、私が他のエンジニアの経験として聞いた話では、仕事終わるまで帰してもらえず、外から施錠されていたというのを聞いたことがありますw

4はこれは本当に酷いです。ホームページ書けるだけでもITエンジニアですって言えるわけですから。そのレベルだと、全部がそうとは言いませんが、ネットワークの知識もない人もいますし、システムを作ることについても何もわかっていないレベルの人も多いです。

5は本当に多いです。私の経験として。ホームページなんて5万円くらいで作れるんでしょ?って言ってくる。あり得ない。デザイナーに画面デザイン頼んで、ホームページのコンセプトをヒヤリングして、企画して、コーディングして、サーバを用意してドメインを用意して・・・そんなに安くできるわけないだろって言いたい。もちろん雛形が決まっていて流れ作業的に安く作っている業者もいますが、大体、中小企業のワンマン社長なんかは、あれはダメ、これはダメと物凄い修正を言ってきます。コストは人件費だから、全然合わなくなりますよ。

私の過去のひどい経験ですが、とにかく急いでくれって言われて、作って早く公開してくれって言われて、ではいついつまでに公開するようにしますね、と約束をしてコンテンツを確認してもらって公開したら、なんで勝手に公開するんだ!っていきなり怒鳴られる始末です。公開しろって言ったのは依頼主の社長です。結局公開したら関係当局に内容について不備を指摘されたようです。その怒りの矛先がこちらですよ。こちらは確認してもらっている訳でなんの落ち度もないと思っていますが、この事件がきっかけで、中小企業ワンマン社長相手のホームページ作成は止めることにしました。2度とやらないw

その後、その社長を調べたのですが、過去に悪いことをしたことがあるようです。相手をよく見ないとダメですよね。自分の落ち度を認めず、責任転嫁していきなり怒鳴りつけるような人格では良い仕事ができる経営者とは言えないと思います。

ま、いずれにしてもこんな仕事は、無駄に神経すり減らすだけで、なんのやりがいも感じません。

ちゃんとIT業界の役割と価値をきちんと理解している相手としか取引はしたくありませんね。自分のできないことを相手に頼む訳ですから、最低限の敬意は払うべきだと思います。私は、デザイナーに画面デザインを頼む時なんかは、もう相手には尊敬の念しかありませんよ。よくそんなすごいデザインができるなって思います。関心します。

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